初心者が学ぶべき資産運用を始める3つの手順
昨今、さまざまな環境の変化により株式投資や資産運用に非常に注目が集まっています。普段全く株に興味なかった人が突然投資の話をしていたり。
投資や資産運用を行うのは早いに越したことはないと思いますが、そこに潜むリスクや落とし穴をしっかり認識しておく必要があります。
①ファイナンシャルリテラシーを高める
根本的な基礎知識です。リテラシーの低い人はとんでもなくデタラメな詐欺に、いともかんたんに引っかかります。高学歴で頭の良い人であっても、良い会社に勤めている人であっても、リテラシーのある人から見ると明白な詐欺案件なのに、信じてしまいます。
リテラシーを高めるにはまずは相場、常識を学ぶことです。
例えば、「年利が最低でも20%保証されていて、元本割れしない投資商品をあなただけに特別に紹介します 」 と知人から言われたとします。
リテラシーのある人であれば100%詐欺だと判断できます。知識のない人は「知人からの紹介だし、話だけでも聞いてみるか」なんて気になってしまいます。
なぜか
相場を知らないからです。
比較的安全な債権で年利0.3%~、株式の高配当で年利3~8%程度です。
20%と言うとありえない数字だということがわかると思います。
このように金利、税金、家賃、収入等、生活する上で発生する様々な数字の相場を知っておくことから始めてください。
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②資産運用の種類を学ぶ
資産運用と一概に言っても、様々な方法があります。株式投資、不動産投資、投資信託、保険等など。
まずは知識として資産運用にどんな方法があるのかを学びましょう。学ぶ上でポイントとなることがあります。それは
時代は変わっていく
ということです。古い投資関連の書籍にかかれているような手法は使えないことがほとんどです。このように時代に合わせて情報は常にアップデートしていくことが必要です。「積立NISAでインデックス投資を20年やり続ければいいんでしょ?」最近良くこんな事を聞きます。たしかに「今」考えるとおすすめできる運用ですが、20年後はどうでしょうか?情報をアップデートしないまま20年投資し続けると時代に取り残されてしまいます。2024年には新NISAなど新たな税優遇施策も出てきます。時代に合わせて学ぶという姿勢が重要です。
資産運用の最新の基礎知識については、オリラジ中田さんも絶賛している山崎元さんの新刊↓が2021/5/28に発行されていますので資産運用についての基礎知識をアップデートするには最適かと思います。
③リスクを考慮して自分にあった資産運用を行う
どの資産運用をするべきかは、「取れるリスク」によって変わってきます。あとは好みの問題もありますが。
生活防衛資金(生きていく上で最低限の資金)を除いて、いくらまでなら損できるか考えてみてください。
「30万円ぐらいなら無くなってもいいから大きく稼ぎたい」のであれば、信用取引。
「1円も損したくないけど、ちょっとづつ収入を増やしたい」 のであれば、超長期で配当メインの株式や積立NISA等。
リスクの無い投資はありません。しかし限りなくリスクを減らすことはできます。リスクを減らす唯一の方法は、「学ぶこと」です。本、Youtube、そして実践することで得られる知識・感覚。これらを積み重ねていくことで収入は自然と増えていくことと思います。
『The more you learn, the more you earn. 』 です。