【嫌われる勇気】要点まとめ　－　5分でビジネス書要点まとめシリーズ

※「5分でビジネス書要点まとめシリーズ」では忙しいビジネスマンの為に、5分でビジネス書の要点を理解できるように体系化しております。購入前の参考としてご活用ください。

一言でまとめるとどんな本？

心理学の三大巨頭「アルフレッド・アドラー」の心理学を用いて、「哲人」と「青年」が対話形式でそれぞれの考えを語ります。「人はどうすれば幸せに生きれるのか」その問いに極めてシンプルに哲人が答えます。

この本で学べること

・現代人の悩みを解決する
・幸せに生きるための考え方を学べる

３つの要点

人が動くのは原因論ではなく目的論

ミスに怒って人を怒鳴った時、そのミス自体が原因なのではなく、人を威圧し、服従させたいと思う「目的」の為に怒鳴ったのです。
過去の経験、出来事がその人の人生を左右するのではなく、その出来事を理由にして自らが人生を選択しているのです。

課題の分離

「馬を湖まで連れて行くことはできるが、馬に水を飲ませることは出来ない」という表現があります。馬を湖まで釣れていくことは「自分の課題」ですが、水を飲むことは「馬の課題」です。人の課題の事であなた自身が悩む意味は全くありません。「上司に認められたい」は人の課題、「結果を出す」ことが自分の課題です。無駄な悩みは捨てて自分自身の課題にのみ注力しましょう。

全ての悩みは対人関係である

今ある悩みの全ては対人関係からくるものです。もし宇宙に自分以外誰も存在しなければ悩みは存在しません。つまり、コンプレックスや悩みは、他人と比較したり人付き合いをする事で「自分自身が勝手に作り上げたもの」であり、内側にある自分自身のものではありません。考え方次第で容易に価値を転換することができるのです。