【金持ち父さん貧乏父さん】要点まとめ - 5分でビジネス書要点まとめシリーズ

※「ビジネス書要点まとめシリーズ」では忙しいビジネスマンの為に、5分でビジネス書の要点を理解できるように体系化しております。購入前の参考としてご活用ください。

一言でまとめるとどんな本?

高学歴で真面目に働いている貧乏な父と、中卒で自営業のお金持ちな父の2人の元で育った筆者が、それぞれから学んだ2人の考え方の違いを人生に沿って語っている本です。

この本で学べること

・ファイナンシャルリテラシーの向上
・ お金持ちになるための思考方法

2つの要点

①お金持ち父さんの6つの教え

お金の為に働かない

お金持ちはお金をもらうために働くのではなく、自分自身のために、お金を働かせます。

お金の流れを学ぶ

お金持ちは資産を買い、貧乏人は負債を買います。資産とは株式、債権等。負債は持ち家、車等のローン。

自分のビジネスを持つ

自分のビジネス=資産になります。自身のスキルと置き換えてもいいでしょう。一番の資産はあなた自身であるという事です。

会社を作って節税する

会社を持っていない人のお金の流れは、以下ですが

1.お金を稼ぐ→2.税金を払う。→3.お金を遣う

会社を持っている人はこうなります。

1.お金を稼ぐ→2.お金を遣う→3.税金を払う

お金を遣う順番が違いますね。つまり、お金を使った分だけ税金が安くなるという事です。

お金を作り出す

本書では不動産売買における実例を出していますが、わかりやすく言い換えると、ファイナンシャルインテリジェンス(金融に関する知識)を使い、法律や世の中の仕組みを上手く利用する事でお金を生み出すという事です。

お金のためではなく学ぶために働く

会社で働くということはお金のためではなく、学ぶためだと考える事です。マーケティング、セールス等、広く浅く学び知識をつけることが大切です。センスだけ、アイディアだけで事業が成功することはありません。

②ラットレースから抜け出す

上記はESBIモデルと呼ばれる表ですが、左側は「労働収入」、右側が「権利収入」です。

左側に居る人はいつまでも自分の力で稼ぐことが出来ず、激しい競争の中から抜け出すことが出来ません。

そこから抜け出し、お金持ちになるためには右側を目指すしかありません。

人生の教訓

本書はお金持ちになるための具体的な方法を学ぶものではなく、お金持ちの人の「思考」を学ぶものです。お金持ち父さんはハワイの不動産を買うことでお金持ちになりますが、日本に置き換えると不動産への投資は必ずしもいい投資対象とは言えません。資産を増やし自分自身の価値を高め、お金に働かせる為にはどうすればよいのか?自分自身の「資産」をどこに投資すればよいのか?今一度考えてみましょう。

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