【FACT FULNESS(ファクトフルネス)】要点まとめ – 5分でビジネス書要点まとめシリーズ
※「5分でビジネス書要点まとめシリーズ」では忙しいビジネスマンの為に、5分でビジネス書の要点を理解できるように体系化しております。購入前の参考としてご活用ください。
一言でまとめるとどんな本?
ビル・ゲイツが絶賛した名著。人々が気づいていない世界の本当の姿を、データを根拠に気づかせてくれます。
この本で学べること
・データが示す世界の真実
・ 自分が見ている世界は、偏見に満ちているということ
・ なぜ誤った認識をしてしまうのかその原因
2つの要点
①人は世界に誤った認識を持っている
・世界の貧困は増え続けている
・世界の人口は増え続けている
・災害、戦争、テロは増え続けている
・環境破壊は増え続けている
これらは全て誤り。データで見る真実はすべて逆で。世界は良い方向に向かい続けているのである。
②なぜ誤ってしまうのか
分断本能:世界は分断されているという思い込み。
ネガティブ本能:世界はどんどんわるくなっているという思い込み
直線本能:世界の人口はひたすら増え続ける という思い込み
恐怖本能:危険でないことを恐ろしいと考えてしまう思い込み
過大視本能:目の前の数字が一番重要だ という思い込み
パターン化本能:一つの例が全てに当てはまる という思い込み
宿命本能:全ては予め決まっている という思い込み
単純化本能:世界は一つの切り口で理解できる という思い込み
犯人探し本能:誰かを責めれば物事は解決する という思い込み
焦り本能:今すぐ手を打たないと大変なことになる という思い込み
人生の教訓
データで見ると、世界の貧困層や途上国の経済状況は格段に良くなっている。それにも関わらず人は世界が先進国と途上国に分断されている、悪くなり続けていると考えてしまいます。人は悲劇に惹かれるように出来ているからです。報道は悲劇を演出し恐怖を煽る事で注目を得ています。データが示す真実に目を向けて物事を正しく理解しましょう。