仕事で使えるフレームワーク「ゼロベース思考」
ゼロベース思考とは
ゼロベース思考とは「既成概念」や「既成の枠組み」にとらわれず考えるという事です。
自身の考えだけの枠、自部門内だけの枠、同業者だけの枠 等
当たり前と思う考えを一度「ゼロ」にして考えてみる事が大事となります。
ゼロベース思考のメリット
既成の枠にとらわれていると良いアイデアは生まれません。
枠を取り払う事で、様々な視点で画期的なアイデア、解決策を見出すことが出来ます。
既成の枠をどうやって取り払うのか?
自分視点から顧客視点へ
ファーストリテイリンググループは企業理念にMission、Value、Principle(行動規範)の3つを掲げています。
3つの理念の冒頭に挙げられている内容を抜粋すると以下です。
・Mission
「世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します」
・Value
「お客様の立場に立脚」
・Principle
「お客様のために、あらゆる活動を行います」
これら全て顧客目線の理念です。
消費者の視点を徹底追及する事でビジネスシステム全体をデザインし新たな価値の創造に成功したのです。
自社(自分)以外の視点を持つということは 自社(自分)以外の 価値を考えるということです。
ゼロベース思考を実践してみましょう
ゼロベース思考は様々なビジネスの場面で役に立ちます。
工数の削減、仕組みの構築、新商品の開発等
当たり前と思っている状態を疑い、新たな視点を探してみましょう。
顧客視点、他社視点、他業種の視点、新たな視点を持つことで解決策は無限に広がります。
参考書籍
更に詳しく仮説思考などのコンサルティング手法について学びたい方へ、必読書籍をご紹介します。
問題解決プロフェッショナル 齋藤嘉則
イシューからはじめよ 安宅和人